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滋賀産業新聞
2023/08/22
【滋賀】今津町三谷土地改良区 三谷・奥出の2ため池緊急整備
今津町三谷土地改良区は、高島市今津町日置前にある「三谷ため池」と「奥出ため池」について、「農村地域防災減災事業（防災重点ため池緊急整備事業）」を県営事業として実施すべく、24年度の新規採択を目指している。
事業概要は、受益面積51・8㌶で、工事期間は24～31年度。総事業費は6億0390万円。対象となるため池は、周辺の農地の取水源として重要な役割を担っているとともに、防災重点農業用ため池に指定されている。このほどため池の耐震診断を行ったところ、提体及び取水施設の耐震性不足、緊急放流能力不足が確認。また、洪水吐の排水能力が不足しており、今回の事業によって提体の地震対策工、洪水吐及び取水施設工の改修工事に着手し、洪水被害を未然に防止する考え。
工事概要については、両ため池ともに、提体の耐震対策、洪水吐の改修工事（側水路式）、取水施設の改修工事（斜樋、床樋）。
同事業は、滋賀県北西部の高島市今津町日置前の中山間地域に位置する上下流で、関連性の強い2つのため池（上流側に奥出ため池、下流側に三谷ため池）があり、三谷ため池は1968年に更新しているが、両ため池ともに戦前に建設。受益地は、2つのため池から約50㌶の水田と2㌶の畑へ用水を供給し、地区にとっては重要かつ唯一の水源になっている。両ため池は、いずれも提体の耐震性、洪水吐能力、取水工の緊急放流能力に性能不足を生じ、ため池の提体、洪水吐及び取水施設を一体的に改修し、耐震性の向上、洪水被害の防止を行うことで、地域の防災・減災を果たし、用水の安全供給を図るもの。
提供：滋賀産業新聞
事業概要は、受益面積51・8㌶で、工事期間は24～31年度。総事業費は6億0390万円。対象となるため池は、周辺の農地の取水源として重要な役割を担っているとともに、防災重点農業用ため池に指定されている。このほどため池の耐震診断を行ったところ、提体及び取水施設の耐震性不足、緊急放流能力不足が確認。また、洪水吐の排水能力が不足しており、今回の事業によって提体の地震対策工、洪水吐及び取水施設工の改修工事に着手し、洪水被害を未然に防止する考え。
工事概要については、両ため池ともに、提体の耐震対策、洪水吐の改修工事（側水路式）、取水施設の改修工事（斜樋、床樋）。
同事業は、滋賀県北西部の高島市今津町日置前の中山間地域に位置する上下流で、関連性の強い2つのため池（上流側に奥出ため池、下流側に三谷ため池）があり、三谷ため池は1968年に更新しているが、両ため池ともに戦前に建設。受益地は、2つのため池から約50㌶の水田と2㌶の畑へ用水を供給し、地区にとっては重要かつ唯一の水源になっている。両ため池は、いずれも提体の耐震性、洪水吐能力、取水工の緊急放流能力に性能不足を生じ、ため池の提体、洪水吐及び取水施設を一体的に改修し、耐震性の向上、洪水被害の防止を行うことで、地域の防災・減災を果たし、用水の安全供給を図るもの。
提供：滋賀産業新聞
