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北陸工業新聞社
2023/08/23

【新潟】円滑な事業推進へ結束/新発田市道路、河川推進協が総会

 新発田市国・県道整備促進協議会(会長・二階堂馨新発田市長)と、太田川流域河川改修推進協議会(同)は21日、2023年度総会を新発田市月岡温泉で開いた。
 道路整備では、国道7号新発田拡幅事業をはじめ、住吉上館線(仮称)八幡バイパス、紫雲寺菅谷線(箱岩−菅谷)などの主要幹線道路整備の1日も早い開通に向けて結束を図った。一方、河川整備については市街地および周辺の農地を集中豪雨による浸水、湛水被害から守るため、河川改修事業の早期着工と早期完了を円滑に進むよう、要望活動を行うことを確認した。
 はじめに、二階堂会長は「災害がないことは有り難いが、まだまだ油断はできない。市民の生命と財産を守るまちづくりをしないといけない。社会資本整備は生活や経済を支えるとともに、ビジネスを成功に導く見えない糸。我々の願いが一歩でも近づくよう、お力添えをいただきたい」と関係機関などに協力を求めた。来賓から斎藤洋明衆議院議員が「公共予算を右肩上がりで確保するため、財務省にも要請する」、岩村良一県議会議員は「県と市が連携し、河川も道路も健康であることが市民のためになる」と呼び掛けた。また、北陸地方整備局新潟国道事務所の松平信治所長が日ごろの国土交通行政の協力に感謝の意を表し「地域の必要性を訴えるためにも皆さんと協力しながら、予算を確保し事業を進めていきたい」と話した。その後、二階堂会長から各位に要望書が手渡され、松平所長、県新発田地域振興局の山郷和久地域整備部長、鶴巻博文農村整備部長から各事業概要が説明された。

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