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北陸工業新聞社
2023/08/24

【富山】来年2月の着工目指す/砺波広域圏新最終処分場/県、地元と調整進む

 砺波広域圏事務組合は、南砺市蔵原地内で整備する新最終処分場について、2024年2月の建設着手を目指す。
 県の指摘を受けて追加で行った生活環境影響調査の結果に基づき、県との協議を再開する一方、地元との調整も進める。
 計画地の面積は約6万2300平方メートルあり、埋め立て面積は約4375平方メートル。埋め立て容量は約5万2000立方メートルで、被覆型を採用し、貯留構造物はRC造ピットタイプ、被覆施設はS造とする。
 クリーンセンターとなみ最終処分場(砺波市徳万)の埋め立て終了に伴い整備。40年度ごろまで約15年分の処分が可能な規模となる。
 建設に向けては、20〜21年度に基本計画、21年度に基本設計と生活環境影響調査、22年度に実施設計に取り組んでいる。いずれも中部設計(富山市)が担当。

hokuriku