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北陸工業新聞社
2023/08/29

【新潟】華麗な操作技術に歓声/ニイガタ除雪の達人選手権/上越

 新潟県、北陸地方整備局、上越市、ネクスコ東日本新潟支社、日本道路建設業協会北陸支部、日本建設機械施工協会北陸支部、新潟県建設業協会安塚支部でつくる実行委員会は26日、「ニイガタ除雪の達人選手権」を上越市安塚区のキューピットバレイで開いた。
 除雪オペレータの若手育成・確保、オペレータの技術とモチベーション向上を図るもの。県内では2020年に南魚沼市で初めて開催された。
 開会に先立ち、県土木部道路管理課の小山明生課長が「豪雪地域では皆さんのおかげで地域の暮らしが支えられている。感謝と敬意の気持ちを持って素晴らしい技術を拝見したい」とあいさつ。続いて、上越地域振興局地域整備部の斎藤龍夫部長が「道路除雪は県民の暮らしと安全を守る上で重要性を増してきている。普段はじっくりと見ることのできない道路除雪の華麗な技術を楽しんで欲しい」と観衆に呼び掛けた。
 選手権には国道、県道、高速道路、新発田地域管内の市道や町道の除雪を担当する14人、7チームが出場。厳しい暑さの中、大勢の観客からの歓声を受けながらドーザを巧みに操り、卓越した操作技術を披露した。
 今回は切り返しの技術力が問われる「クランクの達人」、ブレードの操作技術を競う「雪だるま帽子落とし」などのA種目、実際に雪を運びながらスラロームを走行する「雪室スラローム」などのB種目に分けて実施。A種目は斉藤恭平氏(日立ZW同好会)、B種目は市川幹雄氏(国道18号除雪隊)が優勝を掴んだ。また、団体の部では「日立ZW同好会」が1位に輝いた。
 当日はこの他、ミニバックホウの試乗体験なども行われ、来場者は楽しみながら建設業の一端に触れた。

hokuriku