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鹿児島建設新聞
2023/09/01

【鹿児島】錦江湾横断道路の実現/国や県との連携要望

 垂水市錦江湾横断道路推進協議会(会長・尾脇雅弥市長)が8月31日、鹿児島市の県庁に塩田康一知事を表敬訪問した。今後、同道路の実現に向け国や県等との連携を要望。大隅半島4市5町の総意として8月22日に「大隅総合開発期成会」が国に対し式に初めて早期着工を求めた。県全体への機運醸成も図っていく。
 同道路はかごしま新広域道路交通ビジョン・計画で構想路線に位置付けられた錦江湾横断道路の実現に向け、垂水市内で官民一体となった推進協議会を設立。防災と医療の観点から「命を守る道路」として位置付け、垂水市内の行政や経済団体等が設立。
 今回の訪問では、構想路線に位置付けられたことや協議会設立の説明のほか、実現に向けた連携等を求めた。
 尾脇市長は「大隅半島と薩摩半島では温度差があることから、機運醸成の動きが必要。小規模な自治体だが一歩を踏み出した。また、伊藤祐一郎元知事時代に行われた可能性調査などから社会情勢などの変化もあり、新たな調などを求めたい」と話した。


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