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日刊建設タイムズ社
2023/09/04

【千葉】技術協力プロポ開始/減築改修工事費に149億円/25年10月の工事契約締結へ/千葉市 中央CC

 千葉市は、アーリー・コントラクター・インボルブメント(ECI)方式で減築大規模改修を行う千葉中央コミュニティセンターの実施設計技術協力業務委託の簡易公募型プロポーザルを公告した。委託料の限度額は1000万円。履行期間は、委託契約締結日の翌日から建設工事請負契約日まで。設計者などと協働し、高度な技術提案、バリューエンジニアリング(VE)による提案、施工実施方針を実施設計に反映させるため、設計者などへの技術協力業務を実施。実施設計の完了後に技術協力業務受託者と見積もり合わせを行い、予定価格の範囲内だった場合、2025年10月に工事請負契約を締結する予定。改修工事費は149億円の見込み。
 工事内容は、中央区千葉港2―1にあるSRC造一部RC造地下3階地上10階建て、建築面積5650・58u、延べ床面積5万1801・61u、高さ43・3mの建物を、地下3階地上4階塔屋1階建て、建築面積5082・65u、延べ床面積3万2770・79u、高さ25・92mに減築する。
 技術協力業務の内容は、設計全般に対する技術検証、施工実施方針および施工計画の作成、技術提案および設計補助、コスト管理支援、関係機関との協議資料作成支援、3者協議会への出席、調査業務、各種データ・資料等の作成と提供、各種会議体の記録作成、近隣説明補助、報告書の作成など。
 プロポーザルの参加対象は単独企業および共同企業体。共同企業体の構成員数は5者以内とし、協定書を締結していること。
 参加資格要件は、市の建設工事入札参加資格者名簿において建築一式工事のA等級に格付けされ、経営事項審査結果通知における建築一式工事に係る総合評価値が1200点以上で、建築一式工事に係る特定建設業の許可を得ているとともに、建築士法の規定に基づく一級建築士事務所登録を行っていること。08年4月以降に竣工した延べ床面積2万5000u以上の解体工事および延べ床面積1万5000u以上の既存建物の内外部改修工事の施工実績を有すること。また、一級建築士または一級建築施工管理技士の資格を有する者を技術協力業務責任者として配置。建設工事を契約した場合、建設工事の契約日の翌日から工事完了日までの間、一級建築士、一級建築施工管理技士、監理技術者資格者証、監理技術者講習会修了証を有する監理技術者を専任配置できることなどが条件。
 今後は、参加申し込みに関する質問を8日まで受け付け、14日に回答。13〜15日に行う現地説明会の申込書の提出を11日に締め切る。21日まで参加申込書の提出を求め、28日に参加資格確認結果を通知。VE提案書などに関する質問を29日から10月13日まで受け付け、27日に回答。VE提案書などの提出を11月29日から12月1日まで求め、24年1月10日のプレゼンテーション・ヒアリングを経て、15日にVE提案書の採否結果を通知する。VE提案採用後、概算見積書などの提出を同月22日まで求め、最終審査結果を31日に通知し、2月15日の技術協力業務委託の契約締結を目指す。k_times_comをフォローしましょう
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