トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建設経済新聞社
2023/09/15

【京都】西京区の川西市営住宅を廃止 隣接の西京保健センターは移転

 京都市は、西京区の川西市営住宅を廃止する。また隣接する西京保健センターを西京区総合庁舎の新庁舎に移転する。
 川西市営住宅(西京区桂艮町、敷地面積約5619u/RC造・昭和43年築、管理戸数73戸)について、入居者の移転が完了したため、市営住宅ストック総合活用指針の方針に基づき、廃止する。
 廃止に伴い、21日開会の9月市会に市営住宅条例の一部改正案を提出する。
 また、市が工事を進める西京区総合庁舎の新庁舎が令和5年12月に竣工予定で、新庁舎に西京保健センターを移転する。西京保健センターは新庁舎の2階、3階及び4階の各一部に配置される。移転予定時期は令和5年度中。
 現在の西京保健センター(西京区桂艮町1−2)は、L字型の建物配置で、北西側に川西市営住宅が隣接して建っている。
 移転に伴い、9月市会に保健所条例の一部改正案を提出する。
      ◇      

三条市営住宅S1棟(仮称)新築工事
藤井組と約5・7億円で随契へ


 9月市会に提出する建設関連の議案をみると、工事請負契約案として、養正市営住宅新2号棟(仮称)新築工事(契約相手方は要建設梶A請負金額は10億0540万円)、養正市営住宅新3号棟(仮称)新築工事(契約相手方は公成建設梶A請負金額は9億5040万円)、三条市営住宅S1棟(仮称)新築工事(契約相手方は鞄。井組、請負金額は5億7728万円)を提出する。
 養正市営住宅新2号棟、養正市営住宅新3号棟は、それぞれ電気設備工事、衛生設備工事及び畳設置工事を別途発注。三条市営住宅S1棟は電気設備工事、空調衛生設備工事及び畳設置工事を別途発注する。
 三条市営住宅S1棟新築工事については、一般競争入札を実施したが、応札者がなく不成立となった。そこで入札参加有資格者に当該工事請負契約の締結意向の確認及び見積書の提出依頼を行い、2社から見積書を徴取した結果、藤井組の見積金額が予定価格の範囲内かつ最も低い価格だったため、同社と8月24日に仮契約。随意契約を締結するにあたり市会に諮る。
 条例改正案では、らくなん進都中央地区(鴨川以南、油掛通以北)のうち、産業集積のポテンシャルの高いエリアにおいて、企業のオフィス・研究施設・工場の更なる集積を図るため、用途地域及び高度地区を見直し、容積率及び建ぺい率の上限を引き上げ、特別用途地区を定める都市計画の変更等を予定しており、この取組の一環として、建築基準法の規定に基づき、当該エリアにおける建築の制限内容を定めるため、らくなん進都産業集積地区建築条例の一部改正案を提出する。
 山科区大宅の市街化調整区域において、京都橘大学がキャンパスの拡充整備(延約1万uの新棟建設)を図るため、京都橘大学地区地区計画の区域を拡大し、地区整備計画を変更したことに伴い、拡大した区域の一部について建築物の壁面の位置の制限を追加するため、関連条例の一部改正案を提出する。
 このほか、上弓削農業集落排水事業を京北特定環境保全公共下水道事業に統合するための条例制定案などを提出する。