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建通新聞社(中部)
2023/09/21

【愛知】JR貨物 名古屋港線の約6`間を廃止

 JR貨物(東京都渋谷区)は、名古屋港と名古屋市内を結ぶ貨物線「東海道線・山王信号場〜名古屋港駅間」(通称・名古屋港線)を、2024年4月1日付で廃止すると明らかにした。同線の約6`区間にある線路や高架構造物などは撤去する方針を示しているものの、今後のスケジュールや跡地の活用方法については「未定」としている。
 名古屋港線は、中川区露橋地内の山王信号場から、港区熱田前新田地内の名古屋港駅までを結ぶ、延長約6・2`の貨物線。土地はJR貨物が所有している。区間内には道路と交差する高架部や、盛土があり、同社はこれを撤去する方針。今後、跡地の利活用について、名古屋市などの関係機関と協議を進める見通しだ。
 また、この区間内には、港区港明で進む再開発事業「みなとアクルス」の事業区域があり、同エリアを南北に縦断する形で名古屋港線の線路が通る。区域内の土地を、みなとアクルスの事業主体である東邦ガス(名古屋市熱田区)らへ売却するか、同事業に参画するかなどについて、JR貨物は「現時点では非公表としたい」とした。
 同線は1911年に開業。機器工業品などを輸送してきたが、名古屋港駅での貨物の取り扱いが無くなる見通しとなったことから、9月19日付で国土交通省へ第1種鉄道事業の廃止を届け出た。


提供:建通新聞社