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北陸工業新聞社
2023/09/21

【新潟】プラント、建屋は1000点以上/DBO亀田清掃センター建替え/新潟市/規模縮小、工期1年延伸

 新潟市は、10月に実施方針公表を予定しているDBO方式「新焼却施設整備(亀田清掃センター建替え)」について、入札参加要件などをまとめ、20日に行われた市議会環境建設常任委員協議会に示した。
 事業者の選定方法についてはWTO(政府調達契約)の総合評価一般競争入札を採用し、土木・建築や下請における市内業者の活用促進検討を評価する。プラントの設計・施工を行う企業を代表とするグループまたは単体企業が対象。主な要件はプラントの設計・施工が清掃施設1000点以上、建屋の建設が建築一式1000点以上など。実績要件はプラントの設計・施工が過去15年間に稼働した焼却施設で100トン/日・炉以上(複数炉)かつストーカ式、建屋は過去15年間に稼働した焼却施設(JV、下請〈主たる業務〉可)、運営・維持管理は過去15年間に稼働したPFIまたはDBO事業の焼却施設で1年以上の運転となっている。
 2024年3月議会(当初予算)に建設費や運営費に係る債務負担行為を設定し、24年度に入札公告、事業者選定、仮契約を予定。働き方改革などを考慮し、工期は1年間延伸して約5年(25年6月―30年3月)としている。施設規模はごみ量精査により、459トン/日から420トン/日に縮小。運営期間は30年4月から20年間を予定。
 建設予定地は既存施設の東側(江南区亀田1835−1)。現在は施設付属の運動公園として利用し、敷地が約2・9ヘクタール。ストーカ式焼却を採用。PFI等導入可能性調査および事業者選定アドバイザリー業務はエイト日本技術開発が担当。

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