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　杉戸町は、町内を南北に縦断している南側水路（総延長９・５�q）の再整備完遂を目指し、未着手区間の整備手法を見直す。９月議会で方針表明した。
　南側水路は木柵による再整備を標準案として、これまで西地区１・３�q、中央地区２・７�q（暫定含む）、南地区２・１�qの計６・１�qが完了済み。道路と民有地の間を流れるルート、高低差などが課題。残り３・４�q（西２・７�q、南０・７�q）の進展を図るため、新たな方針を検討する。
　同水路は江戸時代初期から続く農業用水路であったが、１９８８年の農業用水パイプライン化を受け、役目を終えた。地域からは再整備による排水路としての機能保持、清流の復元が求められている。