トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建設経済新聞社
2023/10/04

【京都】下京税務署の新築設計業務 梓設計と約1・7億円で契約 元堀川警察署跡で敷地調査も

 近畿地方整備局は、下京税務署の新築設計について、令和5・6年度の2ヵ年かけて進める。
 下京税務署(京都市下京区間之町五条下ル大津町8)の計画を巡っては、「各省各庁営繕計画書に関する意見書」において内容が盛り込まれていた。同意見書は、毎年度の概算要求に先立ち、国土交通大臣が各省各庁の長より送付された営繕計画書に関して、技術的な見地から意見を述べ、各省各庁の長及び財務大臣へ送付しているもの。
 9月公表の令和6年度各省各庁営繕計画書に対する個別意見で、下京税務署の計画は緊急度「特A」と判定。規模は庁舎がRC造+W造7階建、5523u、自転車置場がW造平屋建、50u。全体計画額は27億5734万4000円。計画工期は令和8〜10年度。
 近畿地整は、令和5年度発注予定で下京税務署新築設計業務について、営繕部の公募型プロポーザル方式として盛り込んだ。業務概要は庁舎RC+W、5623u、車庫W−1、50uの新築設計。
 その後、5月23日に公募プロポをWTOで公告。2者が参加表明書を提出し、技術提案書を審査した結果、梓設計関西支社(大阪市北区)を選定した。
 10月2日に同社と1億7160万円(税抜1億5600万円)で契約した。予定価格は1億7237万円(税抜1億5670万円)。
 履行期間は令和5年10月3日〜6年12月20日。
 また近畿地整京都営繕事務所の発注で下京税務署敷地調査業務について、9月27日に開札。キンキ地質センター(京都市伏見区)が落札した。業務対象地は京都市下京区猪熊通五条上る柿本町690で元堀川警察署跡地。