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日刊建設工業新聞
2023/10/06

【鳥取】西倉吉工業団地整備/造成など4分割で年内開札/総工事費は3億円に迫る/倉吉市

 倉吉市は、同市秋喜で計画する西倉吉工業団地整備工事で、造成などを4件に分け、いずれも土木一般を対象に発注する方針を決めた。総工費約2億9000万円で、1件は公募型指名競争入札を適用する考え。用地取得交渉に入っており、手続きが順調に進めば、年内の開札を見込むという。
 地域高規格道路「北条湯原道路」の倉吉西ICにアクセスする団地で、市は新たな用地を求める企業の要望に応じ、廣川マテリアル鳥取倉吉工場南側の農地6832平方bと、エースパック鳥取倉吉工場物流センター東側の農地5721平方bでの拡張整備を計画。測量設計を済ませており、2024年度中の工事完了を目指している。
 南側は造成工事@とし、工事内容は表土剥1327立方b、路体盛2023立方bなど。概算工事費5204万円で、工期は3カ月を予定。
 東側は造成工事Aで、工事内容は表土剥1129立方b、路体盛4202立方bなどとなっており、概算工事費7164万円、工期は3カ月を見込む。
 拡張に伴い、延長519b(幅員8・8〜22・2b)の西倉吉工業団地2号線を南に延伸し、655b(同)とする道路整備を計画しており、概算工事費は2879万円。工事内容は表土剥59立方b、路床盛398立方bなど、工期は7カ月。
 残る工事は西倉吉工業団地7号線の新設で、路線は東西に走る延長344・8b、幅員9・0〜9・3bとなる。1期工事として両端から整備を進める方針で、工事内容は表土剥481立方b、路床盛1970立方bなど。概算工事費1億3584万円、工期は7カ月を想定。市内複数の土木業者によるJVを対象に、公募型指名競争入札を適用する。

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