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滋賀産業新聞
2023/10/12

【滋賀】東近江市 道路整備基本計画など見直しへ

 東近江市は、2013年度に策定した20年間の道路整備の指針となる「東近江市道路整備基本計画」の見直しと、2019年度に策定した10年間の幹線道路の整備優先順位を定めた「東近江市道路整備アクションプログラム2019」の、社会情勢の変化等を踏まえた改訂作業を進めている。
 同市では、2013年度に今後20年間の道路整備の指針となる「東近江市道路整備基本計画」を策定。2019年度から「東近江市道路整備アクションプログラム2019」に基づき道路整備を推進している。
 市の道路整備アクションプログラムは、5年ごとに見直すこととしており、基本計画の理念およびアクションプログラム2019の基本方針等を踏まえつつ、2021年度策定の「市第2次総合計画(後期基本計画)」、2020年策定の「市都市計画マスタープラン(一部修正)」、2020年策定の「市立地適正化計画(一部修正)」、2021年策定の「市地域公共交通計画」、滋賀県の「道路整備アクションプログラム」―といった上位関連計画との整合を図りながら見直し及び改訂を行なう。
 市は、改訂する「東近江市道路整備アクションプログラム2024」策定の目的を、▽広域的な道路ネットワークの整備や近年増加する災害への対応など市を取り巻く情勢への変化、▽名神名阪連絡道や(仮称)黒丸SICなど整備―を上げ、「既計画の進捗状況や道路を取り巻く情勢の変化などを確認し、今後10年間で整備する路線を改めて整理する」としている。
 8月29日に第1回庁内作業部会、去る10月4日には学識経験者、関係団体及び市民の代表で構成する懇話会の第1回会議を開催し、既計画の進捗状況の確認と、交通の現況と課題の整理を行ない見直し作業をスタートしている。
 今後、庁内作業部会と懇話会いずれも2回の会議を行ない、来年3月に策定を終える予定となっている。

提供:滋賀産業新聞