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滋賀産業新聞
2023/10/13

【滋賀】東近江市 2配水池の耐震診断

 東近江市水道部水道課は、八日市高区配水池と八日市中区配水池の耐震診断業務を、7月3日に開札した一般競争入札で落札した復建技術コンサルタント(仙台市青葉区)に委託し進めている。
 施設概要は、八日市高区配水池(土器町地先)がプレストレストコンクリート(PC)造で容量775立方b、八日市中区配水池(八日市松尾町地先)が鉄筋コンクリート(RC)造で容量2008立方b。建設年度は、いずれも1973年度(昭和48年度)。
 業務は、2つの配水池を対象に耐震診断(静的解析)を行い、各構造部材が有している耐震性能を定量的に評価。レベル1地震動とレベル2地震動に対し、耐震性が確保できない場合は、耐震補強計画を検討し、耐震補強対策について複数の案を提案、その概算工事費までを算出するとしている。
 業務委託期間は、来年(2024年)3月29日まで。
 なお、東近江市の水道事業は、2度の市町合併により、八日市市、五個荘町、能登川町、蒲生町の水道事業を統合し、東近江市上水道事業として、また、永源寺町の簡易水道事業は、東近江市簡易水道事業として、それぞれスタート。
 2016年度(平成28年度)には、簡易水道事業を上水道事業に統合。拡充される経営基盤のもとで、人口減少による給水量の減少や大規模災害への対応等、新たに直面する課題に取り組んでいる。
 愛東町及び湖東町については、合併後も愛知郡広域行政組合水道事務所が、水道事業を担っている。
 水道施設の耐震化については、順次対応を図っている。

提供:滋賀産業新聞