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秋田建設工業新聞社
2023/10/12

【秋田】遊佐象潟道路の大砂川こ道橋上部工を公告/WTO、85mのポステンバルブT桁

 東北地方整備局秋田河川国道事務所は12日、国道7号遊佐象潟道路の整備区間に架設する大砂川こ道橋上部工工事(WTO案件)を本局から公告した。2月19日に開札する。同橋は橋長85m、幅員12mのPC2径間連結ポストテンションバルブT桁橋(セグメント工法)で、着工後は7年3月10日の予定工期で架設する。

 大砂川こ道橋は、(仮称)小砂川IC寄りに架設する川袋小川橋(L166m)と大砂川橋(L99m、架設済み)の間(にかほ市象潟町大砂川字釜道)に架設する。
 発注する上部工では使用する主要な敷材について、プレキャストセグメント桁12本、生コンクリート約150㎥、鉄筋約30t、PC鋼材約10tとしている。なお、川袋小川橋については今年、オリエンタル白石に上部工を発注しており、7年2月26日の予定工期で架設する。

 遊佐象潟道路は、山形県飽海郡遊佐町北目〜にかほ市象潟町小滝に至る17,900mの自動車専用道路。秋田河川国道事務所では山形県境〜象潟ICまでの延長約9,900m(2車線)で整備を進めている。このうち小砂川IC(仮称)〜象潟ICの延長7,300mは、7年度の開通を予定している。

 今後は、応札者がなく入札取り止めとなった奈曽川橋床版工(L225m、W12m、鋼4径間連続箱桁橋)や、栗目木沢橋(L88.5m、W10m×2、PC3径間箱桁橋)の工事として行う栗目木古名坂地区橋梁床版工、栗剥山地区橋梁床版工も順次、発注する予定。

提供/秋田建設工業新聞社