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建通新聞社(中部)
2023/10/17

【愛知】小田急不 蟹江町で物流倉庫開発に着手

 小田急不動産(東京都渋谷区初台1ノ47ノ1)は、蟹江町蟹江本町でマルチテナント型物流倉庫の建設工事に着手した。2024年9月の竣工を目指している。同社が開発する物流施設としては6カ所目、愛知県内では一宮市、岡崎市に続き3棟目となる。
 規模は鉄骨造4階建て延べ約1万5700万平方bのボックス型倉庫。敷地面積は7533・19平方b。トラックバースは14台分、トラックの待機場所は3台分のスペースを設ける。駐車場は69台を確保する。
 同施設は最大2つのテナントが分割して利用できるよう、賃貸エリアを東西に分けて設置する。1階部分にはエントランスや事務所などを設け、倉庫にはエリアごとに荷物用エレベーターや垂直搬送機を整備する計画だ。
 また同社物件では初となる「ZEB Ready」の評価を受けることを目指している。そのため、高断熱性能を持つ建材や、エネルギー効率の高い機器などを採用する考え。
 建設地は蟹江町蟹江本町テノ割1ノ1。名古屋市の西部という立地を生かし、名古屋市内への配送拠点となることが見込まれる。
 その他、東名阪自動車道蟹江インターチェンジ(IC)から約3・0`に位置している。そのため、同社は「関西方面へのアクセスも良好であり、中部や関西圏といった広域配送拠点としても利便性が高い」としている。
 名称は「小田急不動産ロジスティクスセンター蟹江」。設計・施工は矢野建設(名古屋市港区)が担当している。


提供:建通新聞社