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建通新聞社四国
2023/10/20

【愛媛】愛媛県 松山南高新本館設計を日総建で着手

 愛媛県は「松山南高校本館新築外工事設計(基本設計共)」に着手する。学校施設の長寿命化修繕計画に伴い、建設後68年が経過した本館などを建て替えるとともに、県立学校振興計画に基づき定時制に松山商業高校の商業科(定時制)を統合するため、建て替えに合わせ本館に必要な教室を整備する。設計は日総建大阪事務所(大阪市中央区)が担当。2024年1月末の基本設計完了、9月末の業務完了を目指す。
 新本館の規模は鉄筋コンクリート造5階建て延べ約7500平方bを見込むが、構造や階数は今後変更する可能性もある。本館の建て替えに当たっては周辺にある図書教棟、理科教棟の機能集約も行う予定で、現本館と図書教棟、東・西渡り廊下などを解体した跡地に整備する。各規模はいずれも鉄筋コンクリート構造で、現本館が3階建て(PH付き)延べ2298平方b、図書教棟が3階建て延べ1104平方b、東渡り廊下が2階建て延べ54平方b、西渡り廊下が2階建て延べ87平方b。
 また今回の設計業務には含まれていないが、両施設の解体に先行して一部諸室の機能を北教棟に移転させるとともに、南側運動場に必要な規模の仮設校舎を建設し仮移転する。現在の理科教棟は将来解体して中庭として整備する計画。
 建設地は松山市末広町11ノ1。順調なら24年6月末にも解体関連の設計を終え、仮移転作業後に解体工事に着手する。新本館については26年度中の供用を見込み、整備する計画。同校(定時制)の現状は普通科1学級(1学年当たり)。統合後は普通科1学級と商業科1学級となる。
提供:建通新聞社