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建設新聞社
2023/10/23

【東北・秋田】NEXCO東日本が秋田道4車線化土渕工事を公告

 NEXCO東日本東北支社は20日、WTO対象工事となる「秋田自動車道土渕工事」を公告した。
 参加申請は11月6日まで。資格確認結果通知は12月1日を予定。技術提案書の提出期限は同8日、ヒアリングは同12日から2024年1月9日までを予定。改善技術提案書の提出は1月19日、技術提案書の採否は2月16日。入札書の提出は3月21日まで。開札は翌22日13時30分に行う。
 参加資格は、土木工事のNs単体またはNsかNで構成する2〜3社JV。単体とJV代表者は2008年度以降に元請けで完了した、NATM工法で内空断面積70平方b以上のトンネル施工実績を求める。
 秋田自動車道の4車線化に伴う工事で、上り線の山内PA付近の秋田県横手市山内筏から秋田県横手市大沢地内の横手IC付近までにトンネル1基と橋梁5基を設ける。施工総延長は5920b。
 このうち「土渕トンネル」は横手ICから横手トンネルを越え、東側に設置する801bのトンネル。NATM工法で施工する。設計は道路建設コンサルタントが担当。
 橋梁5基は山内PAから西側に「力石橋」「横手川橋」「相野々橋」「岩瀬橋」「土渕橋」の計894bを整備。
 力石橋は橋長70bでの鋼単純合成細箱桁で、橋台は逆T式となる。設計はエイト日本技術開発が担当。
 横手川橋は橋長158bのPC3径間連続箱桁で、下部は逆T式橋台、柱式橋脚。設計は片平新日本技術が担当。
 相野々橋は橋長345bのPC5径間連続箱桁で、下部は逆T式、柱式橋脚。設計は片平新日本技術が担当。
 岩瀬橋は橋長169bの鋼2径間連続合成幅箱桁で、下部は逆T式橋台、張出式橋脚。設計はエイト日本技術開発が担当。
 土渕橋は橋長152bの鋼3径間連続合成2主鈑桁で、下部は逆T式、張出式橋脚。設計はエイト日本技術開発が担当。
 このほかの土工延長は4225bで、工事用道路などの施工が含まれる。
 工期は1600日間。10月発注見通しによる想定工事規模は50億円以上としている。

 提供:建設新聞社