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　横浜市医療局は、旧市民病院跡地を約２万平方�bの野球場をメインとした公園を整備する。造成工事は２０２４年度に着手して、26年度までの３カ年で完了。野球場などの整備工事は、25〜26年度の２カ年で進める。公園の管理棟については、25年度に設計、26年度に工事を行う。野球場は27年度の供用開始を予定している。
　市民病院再整備の一環として事業を進める。市民病院が老朽化したため、三ツ沢公園にある野球場を閉鎖し、その敷地などを活用して新たな市民病院を建設。開院後に、旧市民病院を解体した跡地に新たな野球場を整備する計画だ。
　公園面積は約１万９２００平方�b。このうち野球場の面積は約７２００平方�bで、ホームベースから両翼までは80�b、中堅までは85�bを予定している。
　造成工事では、敷地西側にある斜面の対策工事や高低差がある箇所で擁壁の築造、敷地東側と北側に沿った延長約３００�b、幅員２�b強の歩道の整備などを行う。
　野球場の工事では、人工芝のグラウンドを整備する他、高さ18�b（２本）と高さ15�b（４本）のＬＥＤのナイター照明を設置。また、27台駐車可能な駐車場を設ける。
　造成を含めた全体の基本・実施設計はランズ計画研究所（横浜市西区）が担当。24年度は野球場など公園の実施設計を進める予定だ。
　
〜防球ネット工事は24年度〜
　
　横浜市建築局は、野球場の整備で防球ネット工事を24年度に発注する。実施設計をタツミ設計（横浜市中区）に委託した。履行期限は24年３月29日。
　野球場の周囲に、高さ10〜25�bの鉄筋コンクリート柱を30本設置。ネットの施工方法は設計で選定する。
　また、同局は管理棟の設計・工事を医療局からの委任を受けて行う見通しだ。建設する管理棟の面積は約２００平方�bを想定し、構造は設計でまとめる。
　管理棟にはトイレや更衣室、管理事務室、公園利用者や周辺住民が利用できる休憩スペースを設ける。
　所在地は保土ケ谷区岡沢町56。

提供：建通新聞社