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日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/10/27

【埼玉】さいたま市造園業協会がみどりの祭典に出展

 さいたま市みどりの祭典2023が22日、市民の森・見沼グリーンセンターで開かれた。地元団体として出展している、さいたま市造園業協会(柳澤和豊会長)からは21人の会員が参加。目玉となった大型の高所作業車の試乗体験には、訪れた親子連れが順番待ちの列をつくり、終日にぎわいを見せていた。また、草花の販売やガーデニング相談、チューリップの球根の無料配布も行うなど、会場を大いに盛り上げた。
 この日、協会は、スーバーデッキと呼ばれる大型の高所作業車を試乗コーナーとして設営。朝早くから多くの親子連れが詰めかけ、小学生を中心に、昨年を200人近く上回る555人が体験した。試乗の際には、作業車の運転資格を持つ会員らが、ヘルメットや安全帯を装着させて安全に誘導。作業用ボックスに乗り込んだ来場者は約12mの高さまで持ち上げられ、高所からの眺望を楽しんだ。このほか、ダリアやポインセチアなど11種類の販売やガーデニング相談も実施。さらに、赤・白・黄の3色チューリップの球根も300組用意し、試乗体験者や草花の購入者に無料配布した。
 柳澤会長は「今年も晴天に恵まれ、大盛況に終わった。小さいお子さんからお年寄りの方まで、大勢が楽しんでくれた」と喜んだ。
 みどりの祭典2023は『みどりに親しみ、みどりから学び、みどりを守り育てましょう!』をテーマに開催。祭典での売上について協会は今後、さいたま市のふるさと応援寄付・緑化推進事業への貢献を予定している。