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日本工業経済新聞社(群馬)
2023/11/02

【群馬】植栗・中之条IC橋の橋脚工事発注


県上信自動車道建設事務所は吾妻東バイパス道路改築事業として、植栗・中之条IC橋で橋脚3基の新設工事を行う。11月中に3橋脚を一括として条件付き一般競争入札で公告する。設計は大日本ダイヤコンサルタント(東京都千代田区)がまとめた。
植栗・中之条IC橋は橋長157m、幅員11・39〜26・4mのPC5径間連続中空床版橋となっており、大泉寺川に架かる橋梁。
今回発注するのはP1、BP1、CP1橋脚の3基となる。
P1は張出式橋脚、高さ16・8m、コンクリート量665・1立法m、場所打ち杭φ1・5m×L7・5〜12mを12本打設する。
BP1は柱式橋脚となり、高さ15・4m、コンクリート量405・6立方m。場所打ち杭φ1・5m×L11・5mを9本整備する。
CP1は柱式橋脚とし、高さ13・5m、コンクリート量250・5立方m。場所打ち杭φ1・5m×L9・5mが6本となる。
これまでにP2橋脚を池原工業(東吾妻町)が施工し既に完成。P3、P4橋脚については南波建設(東吾妻町)が工事を担当しており、2024年12月の完成を予定している。また、A1橋台は南波建設が25年10月の完了を目指し工事を進めている。A2橋台も南波建設が担当。既に完成している。
吾妻東バイパスは、植栗・中之条インターチェンジから厚田インターチェンジまでを結ぶ、延長約6400m、幅員10・5mの新設道路。14年度に事業を開始しており、26年度の完了を予定している。また、同工区においては、川戸地区、厚田地区、植栗地区で函渠の新設工事が予定されている。