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秋田建設工業新聞社
2023/11/09

【秋田】横手市民会館、4工種分離に変更し再公告

 横手市大型公共施設整備室は9日、先月に開札し不落となった新市民会館の建設工事を再公告した。前回は一括で公告したが、建築本体、電気設備、機械設備、舞台設備の4件に分離し公告。開札はいずれも12月25日。他市における類似施設の入札を参考にしたほか、舞台設備の特殊性も踏まえた形。
 横手市民会館(南町13−1)は、昭和43年に建設された鉄骨造一部鉄筋コンクリート造3階建て(B1F)、延べ床面積3,357.75uの施設。旧耐震基準の施設で老朽化による機能不足等も生じていることから、条里一丁目に移転新築する。
 新市民会館は鉄筋コンクリート造一部鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造の4階建て、延べ床面積7,789.37u。交流ホールは1,300席の客席を備えるほか、エントランスホールや多目的室なども設置する。駐車場は北側に275台分を設置。臨時駐車場は南側に73台分を確保する。設計は山下設計・遠藤建築設計事務所・松橋設計JVがまとめた。
 9日に公告した入札のうち、舞台設備以外は単体または2〜4者構成JVが参加要件。単体とJV代表者は市内業者、準市内業者、市外業者いずれも入ることができる。市外業者の場合は一定以上の総合評定値を求めている(詳細は5〜6面掲載)。舞台設備には過去10年以内における同種工事の施工実績などを求める。
 開館は8年春を予定。現施設については新施設の開館後、活用等も視野にあり方を検討する。

提供:秋田建設工業新聞社