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建通新聞社(岡山)
2023/11/22

【岡山】県備前県民局 国道430号電線共同溝 整備構想に着手

 岡山県備前県民局は、玉野市宇野地区の国道430号県管理区間で、電線共同溝整備の検討に着手した。予備設計を中電技術コンサルタント(岡山市北区)、地下埋設物調査をウエスコ(岡山市北区)でそれぞれ進めている。2024年3月末までには、関係機関と調整しながら整備構想を固める予定。
 構想がまとまれば、24年度に詳細設計に着手する。今のところ工事着手時期など詳細は未定。複数年での整備が想定される。
 玉野市宇野地区で国道30号と国道430号が交わる交差点を起点として、国道430号を西側に向け延長約290b区間に電線共同溝の整備を想定している。現況道路幅員は幅員18b(車道12bと両側歩道6b)。電線共同溝は両側歩道の直下へ新設する。
 予備設計では、構造全体の基本フレームとして測量などの他、整備内容、概算費用などをまとめる。
 地下埋設調査については、両側歩道総延長580bの3Dレーダー探査などを行い地中の状況を把握する。
 設計や調査内容を踏まえて、電力企業や通信企業などとの協議や関係機関との調整などを進めながら構想をまとめる。
 付近の国道30号側にはすでに電線共同溝が整備されており、国道430号側も沿線家屋などがあるため同様に電線共同溝の整備を考えている。

提供:建通新聞社