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建通新聞社
2023/11/27

【大阪】豊中市の中央図書館 曽根駅前の民有地に 

 豊中市は、(仮称)中央図書館の第一優先候補地を阪急曽根駅前に位置する民有地に決めた。民間複合施設内への合築を想定しており、商業機能とサービス機能の複合を見込む。2029年度までの開館を目標に、早ければ24年度に設計に着手する。
 場所は曽根東町3ノ37ノ1(地番)他。同志土地(豊中市)が所有する土地で、敷地面積が約8000平方b。ショッピングモールや飲食店、ボウリング施設などが入る既存のビル2棟(同志第2ビル、ヴァイキング曽根ビル)と駐車場があり、耐震性などの問題から建て替える方針。
 市が21年2月に策定した基本構想によると、中央図書館の想定延べ床面積は約5000平方bで、蔵書数は約55万冊。3月に策定した「豊中市立図書館みらいプラン」で、候補地として曽根南町1にある市有地の豊島公園、岡町駅付近の民有地A、曽根駅付近の民有地Bの3カ所を示していた。
 「豊中市(仮称)中央図書館第一優先候補地選定委員会」で調査審議を実施。アクセス性や整備スケジュールなどを踏まえて、曽根駅付近の民有地を第一優先候補地に選んだ。
 計画地選定と整備計画原案の作成に向けて現在、建設技術研究所大阪事務所(大阪市中央区)が「豊中市(仮称)中央図書館整備計画等支援業務」を担当している。