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建通新聞社(神奈川)
2023/11/30

【神奈川】横浜労災病院で再整備を検討

 独立行政法人労働者健康安全機構は、横浜市港北区にある横浜労災病院を敷地内で再整備する。再整備の基本計画の策定業務を第4四半期にも公告し、2024年度早期に着手する見通しだ。具体的な再整備のスケジュールは明らかにしていないが、26年度までに設計に、29年度までに工事を発注する。
 横浜労災病院は1991年6月に開院した。港北区や都筑区、鶴見区のある北東部方面の医療を支える横浜市の地域中核病院の一つ。病床数は650床で、救急や小児の医療に加えて、災害拠点の役割を担う。
 建設から30年が経過して老朽化が進んでいるため、敷地内で建て替える方針だ。駐車場などの土地を活用して、新たな病棟を整備。機能を移転させた後に既存病棟を解体できないか、基本計画で検討する。
 建物は、地下1階地上10階建ての病棟と地下1階地上4階建ての中央診療棟、地下1階地上5階建ての管理棟の3棟で、総延べ床面積は6万8875平方b。
 所在地は港北区小机町3211で、敷地面積は約6万3000平方b。横浜市の市有地を無償で借り受けている。
 公告は横浜労災病院ではなく、労働者健康安全機構のホームページで公表する。

提供:建通新聞社