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　政府の経済対策を盛り込んだ23年度補正予算が11月29日成立し、国交省関係の県内直轄、補助、交付金事業に内示があった。北条道路はゼロ国債を含め26億円が配分され、26年度の開通に向けて事業促進される。このほか、地域高規格道路は江府道路などに12億円を追加、ほぼ要求額通りとなった。
　直轄道路の北条道路は、21億８４００万円にゼロ国債４億８０００万円を加えて計26億６４００万円を内示。江北、妻波工区の地盤改良などが推進される。
　補助の地域高規格道路は12億２０００万円。県によると、江府道路３億７０００万円はトンネル土砂の搬出、倉吉関金道路４億円は福山改良や舗装工事、安全施設工事、北条倉吉道路延伸（北条ＪＣＴ）３億５０００万円は下部工などを進める。
　また、インターアクセス関連で、国道１７９号はわいバイパス１億０５００万円は、一部工事着手をめざすほか、県道倉吉由良線には調査費８０００万円。
　また、直轄河川の天神川改修１億５３００万円は、倉吉市耳地区の河道掘削、千代川環境整備６５００万円は、鳥取市江津〜湯所町の河道掘削に取り組む。
　このほか直轄海岸は、皆生海岸の富益人工リーフに２億５０００万円、直轄港湾は鳥取港の第１防波堤に４億０１００万円が付いた。

日刊建設工業新聞