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日刊建設工業新聞
2023/12/05

【鳥取】国道482号別府に8.7億円/台風7号被害の最終査定/災害査定第7次スタート/県土整備部

 公共土木施設災害の第7次査定が4日からスタートした。8日まで。県土整備部のまとめによると、県と市町の河川、砂防、道路など64カ所に復旧費50億円の採択を申請している。
 7次査定は8月の台風7号被害を対象とした最後の災害査定。今回の査定でも大物≠ェ見受けられる。
 県施設の鳥取市佐治町別府の国道482号は、応急復旧を終えて自立式土留め擁壁130bの復旧に取り掛かる。ほか周辺はコンクリートブロック積み267平方b、大型ブロック積み437平方bによって締め固める。申請額は巨費の8億7000万円。
 1カ所当たりの決定見込み額4億円以上は「採択保留」扱いとなり、査定後、月内には国交、財務両省の協議により保留解除となる見通し。
 また、倉吉市円谷の国道179号は、延長71bにわたる大型ブロック積み774平方bの復旧に3億1000万円。砂防の鳥取市国府町荒舟の荒舟川では、復旧区間560b内にコンクリートブロック積み2487平方b、底張りコンクリート1942平方bの施工に3億円を見込んだ。
 一方、市町施設では、三朝町鉛山の町道実光神倉線の大規模崩落に復旧費1億5900万円の採択を申請する。
 申請概要は次の通り。
※県施設46カ所41億5300万円
▼河川21カ所12億7000万円▼砂防13カ所11億6300万円▼道路12カ所17億1900万円
※市町施設18カ所8億5200万円
▼河川8カ所3億5200万円▼橋梁1カ所1億3300万円▼道路9カ所3億6600万円

日刊建設工業新聞