全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　中能登町は５日開会の町議会１２月定例会議に、道路・公園包括管理などＰＦＩ（民間資金活用による社会資本整備）事業に関する債務負担行為６２億７２４万２０００円を盛り込んだ１２月補正予算案など議案を提出した。
　ＰＦＩ事業の債務負担行為の期間は２０２５年度から３９年度までの１５年間となる。来年２月上旬に公募型プロポーザル方式で事業者の募集を開始し、同年９月下旬に優先交渉権者を決定する予定だ。
　包括管理委託の対象となるのは町道延長約４００キロ、公園１４カ所で、道路パトロールや遊具の点検・修繕などを実施する。カルチャーセンター飛翔ではＰＦＩのＲＯ（改修・管理）方式を導入し、屋内公園機能を備えた施設に大規模改修する。隣接するアッピー広場にも大型遊具を設ける。
　このほか、古墳公園とりや、アッピー広場、運動公園、レクトピアパーク、スポーツセンターろくせいの５カ所で、公募設置管理制度（パークＰＦＩ）に準じた利活用促進事業を展開する。
　本会議に提出された１２月補正予算案は、一般会計に１億４７６４万５０００円を追加し、同累計を１０７億５０２１万円とした。中能登消防署のＬＥＤ化に２１６１万円、団体営土地改良事業費８３０万円などを盛り込んだ。