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日刊建設タイムズ社
2023/12/06

【千葉】残事業費は約22億円/鬼高若宮線アンダー区間等/県葛南土木

 県葛南土木事務所は、都市計画道路鬼高若宮線のうち、京成本線アンダーパスおよび前後区間の建設事業を推進している。用地買収をおおむね完了しており、総事業費79億7000万円のうち、72%に当たる約58億円を執行済み。本格着工に向け、アンダーパス整備に伴う迂回路や、掘削・本体工事の進め方について検討を行う「公共街路整備および県単街路整備合併委託(高石神・施工展開計画検討)」をサンコーコンサルタントに2024年3月25日までの納期で委託している。
 当該区間は、1999年12月21日に都市計画決定された市川市鬼高3丁目〜市川市若宮3丁目の延長約3180mのうち、市川市鬼越1丁目(市川市立中山小学校西側)〜市川市中山1丁目(国道14号鬼越二丁目交差点)の465m。事業期間は、2000年1月27日から26年3月31日までとなっている。
 現道幅員は7m(車道3m×2車線、路肩0・5m×両側)。鬼越第6号踏切による遮断で円滑な交通が阻害されているほか、歩道がなく、歩行者の通行に危険が生じている。
 そこで、立体交差を整備するとともに、アンダーパス区間15・5m(車道3m×2車線、路肩0・75m×両側、自転車歩行者道4m×両側)、アンダーパス前後区間35・5m(車道3m×2車線、路肩0・75m×両側、自転車歩行者道4m×両側、階段3m×両側、側道5m×2車線、側道歩道2m×両側)に拡幅する。
 アンダーパス区間はRCボックスカルバートで、車道部高さ4・7m、歩道部高さ2・5mの計画。
 アンダーパス区間の施工においては現道を通行止めとする必要があることから、迂回路を設定する必要がある。そのため、施工展開計画検討業務において、仮設道路の整備や、既存の踏切の活用または新たな踏切の設置などを検討している。k_times_comをフォローしましょう
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