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日刊建設タイムズ社
2023/12/07

【千葉】総合評価一般で発注/ふれあいセンターいんば複合化など/増築棟2棟を新築/印西市

 印西市は、ふれあいセンターいんばの保全改修および複合化を計画している。既存建物の保全改修を行うほか、印旛公民館や印旛地域包括支援センターの複合化に伴い2棟(増築建物1、2)を増築するもので、工期に約24か月を予定。増築建物2を建設した後、既存建物の保全改修をおよそ12か月かけて実施。また、車庫棟を解体した上で、増築建物1の建設を約18か月で進める。そのほか、外構を整備する。予算は、2024年度当初予算に3か年継続費を設定する予定。発注方法は、総合評価方式一般競争入札を想定している。
 20年3月策定の公共施設適正配置アクションプランや、21年7月公表の公共施設長寿命化計画に基づき、ふれあいセンターいんばの整備を推進する。
 複合化により、印旛図書館、印旛支所、いんば児童館、健康づくりセンター、印旛地域福祉センターのほか、印旛地域包括支援センターや印旛公民館を配置する。また、施設管理の効率化を図るため、図書館や事務室などの配置替えを検討している。
 ふれあいセンターいんばは、美瀬1―25に所在。敷地面積は1万3590・65u。
 既存建物は、RC造3階建て、延べ床面積2985・05u、03年度の完成。
 増築建物1は、既存建物の南側に建設する。2階建てで、主に印旛公民館の機能を設ける予定。防音機能や多目的に利用できる機能を備えた部屋を整備するほか、芸術活動の内容に応じた設備の設置を計画している。
 増築建物2は、既存建物の西側に建設する。平屋建てで、印旛図書館の書庫として使用する計画。
 現印旛公民館は、瀬戸518に所在。建物は、RC造2階建て、延べ床面積1844u、1976年度の完成。施設や設備機器などの老朽化および各諸室の稼働率を踏まえ、効率的かつ機能的な運用を目指し、複合化を図る。
 現印旛地域包括支援センターは、ふれあいセンターいんばと同一の敷地の南東側に所在。建物は、軽量S造2階建て、延べ床面積577・2u、2000年度の完成。利便性向上および施設の効率化を目的に、複合化を図る。機能移転後の利活用方法は未定。
 複合化などの工事に伴い、敷地内にある保健センターの解体撤去工事を小松土建が進めており、24年2月29日までに完了する。
 保全改修および複合化工事の設計業務は、能城綜合企画設計事務所が24年2月29日までの納期で担当している。k_times_comをフォローしましょう
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