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滋賀産業新聞
2023/12/12

【滋賀】県湖東土木 多賀町「佐目敏満寺線」の整備

 県湖東土木事務所は、多賀町で今年4月に開通した多賀スマートインターチェンジと国道307号のアクセス道となる「佐目敏満寺線」整備事業について、用地取得協議を完了し23年度委託・完了の修正詳細設計を経て、順調にいけば23年内にも初弾として道路改良工事を発注・着工したい方針。施工は実工期1年間程を見て債務負担行為で繰り越し24年度に完了させ、引き続いて24年度にも舗装工事を発注・施工したい考え。同線の多賀スマートインターチェンジ工区の整備はこれで完了となる。
 23年度第一設計監理(湖南市)に委託した(6月19日開札)佐目敏満寺線単独道路改築詳細設計業務では、多賀町敏満寺地先で行う佐目敏満寺線補助道路整備事業について道路予備修正設計0・23q、平面交差点予備修正設計1ヵ所、一般構造物(箱型函渠)詳細設計1ヵ所を期間10月18日までで実施。23年度はこのほか佐目敏満寺線補助道路整備調査業務をオオバ滋賀営業所(近江八幡市)に委託し(6月26日開札)、24年1月31日までの期間で補償コンサルを実施する。
 このほか22年度には佐目敏満寺線線補助道路整備設計業務を浜エンジニアリング(長浜市)に委託し(22年12月6日開札)、ボックスカルバート防護工予備設計を委託し3月完了したほか、道路詳細設計1式および歩道詳細設計1・13qを新洲(栗東市)に委託(22年6月26日開札)し、同年9月に完了している。
 20年度は内外エンジニアリング滋賀営業所(草津市)に道路詳細設計約300b、平面交差点詳細設計1ヵ所、ダイヤモンド型IC詳細設計1ヵ所、一般構造物(箱型函渠)予備・詳細設計1ヵ所を委託し21年度完了。予備設計は19年度に国土開発センター(福井県)が行った。
 同事業は多賀町と中日本高速道路鰍ェ事業主体となり彦根〜湖東三山インターの中間地点に整備を推進してきた多賀スマートインターチェンジの18年新規事業化を受け、ICへの連絡道として多賀町が整備する町道と、県道佐目敏満寺線が交差する場所に箱型函渠1ヵ所を設置し、下側を県道が、上側をインターアクセス道が通る立体交差化が計画された。
 計画を受け県湖東土木では、19〜20年度予備設計、20年度委託した予備設計(一部)および詳細設計を工期延長し21年度完了、22年度も詳細設計および予備設計(一部)を委託し完了、用地取得手続きと23年度修正設計を経て順調にいけば23年12月にも初弾の道路改良工事を発注・着工、2ヵ年で施工した後24年度に舗装工事を発注・施工・完了させ全体完了としたい考え。

提供:滋賀産業新聞