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県上信自動車道建設事務所は吾妻東バイパス２期道路改築事業として、東吾妻町植栗地内で（仮称）西沢川橋の新設を計画している。初弾工事としてＡ２橋台およびＰ２橋脚を一括で、月内に条件付き一般競争入札を公告する。設計は建設技術研究所（東京都中央区）がまとめた。
西沢川橋は橋長１３２ｍ、幅員11・49ｍの鋼３径間連続細幅箱桁橋。砂防河川である西沢川へ上信自動車道本線を渡すために整備する。
Ａ２は箱式橋台で高さ15ｍ、幅11・６ｍ、コンクリート量９８３・４立方ｍ。また、延長19・５ｍのφ２ｍ場所打ち杭を９本打設する。
Ｐ２は張り出し式橋脚の高さ15ｍ、幅10・７ｍ、コンクリート量４１６・８立方ｍとなる。場所打ち杭はφ２ｍ、延長13・５ｍで４本整備する。両工事の完了は２０２５年９月を予定している。
吾妻東バイパス２期工区は、箱島インターチェンジから植栗・中之条インターチェンジまでを結ぶ、延長約６７００ｍ、幅員10・５ｍの新設道路。２０１４年度に事業を開始しており、27年度の完了を目指している。
このほかに、同工区においてこれから発注される工事としては、箱島地内で千沢川橋のＡ１橋台の抑止杭打設と３基の函渠新設を、泉沢地内で泉沢川橋のＰ６橋脚を計画しており、それぞれ早ければ月内の公告となる。