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日刊建設タイムズ社
2023/12/14

【千葉】工事費は約10億円/行政施設と合築駅舎新設/栄町

 栄町は、安食駅舎の改築に関してJR東日本千葉支社と協議を進めている。2021年12月に町民を対象に実施したアンケートの結果を基に、行政施設との合築駅舎の新設と、駅構内跨線橋へのエレベーターの設置を視野に入れている。3月に策定した総合計画後期基本計画では、25年度に実施設計など4000万円、26年度に駅舎改築・跨線橋エレベーター設置工事約10億500万円と概算した。23〜25年度を期間とする総合計画後期基本計画実施計画では、実施設計のほか、JR東日本との基本協定の締結などを25年度に予定している。
 21年に策定した「安食駅整備に関わる基本構想駅舎改築案」では、合築駅舎の延べ床面積を290u(駅舎90u、行政施設200u)とした。
 新駅舎を整備した後、既存駅舎を撤去し、跡地に行政施設を整備。また、駅舎バリアフリー化推進法に基づき、駅構内跨線橋と各ホームを結ぶエレベーターの設置やエレベーターロビーの増設などを実施する方針だ。
 基本構想は、JR東日本コンサルタンツがまとめた。
 また、21年8月に策定した長期財政見通しでは、事業期間を29年度までとし、南北自由通路改修工事費2億円を含め、総事業費13億6000万円と試算した。南北自由通路の改修は、駅舎改築工事を考慮して実施時期を検討する。
 安食駅舎は、木造平屋建て、床面積約160u、1912年の完成。駅務室、自動券売機、乗越精算機、自動改札機などがある。k_times_comをフォローしましょう
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