トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建設新聞社(長崎)
2023/12/14

【佐賀】神埼市 市営姉団地建て替え 6月までには事業者選定予定

来年度に工事着工
姉団地イメージ図

 神崎市は24年度、市営住宅等長寿命化計画に基づき、市営姉団地の建て替え工事に着工する。市によれば、本年度末までに実施設計業務が完了し、24年度当初予算には建設工事に係る事業費の計上が行われることになるという。入札条件などは検討中だが、24年度6月までには事業者を選定する予定だ。


 同市では公営住宅の老朽化に対し、計画的な整備を図っている。先月26日には、建て替え事業を進めてきた市営小津ヶ里団地(旧本堀団地)が落成を迎えたところだ。

 事業は小津ヶ里団地と同じく、現地建て替えで実施する。計画では新団地建設に先んじて、現団地の一部を解体し、確保したスペースに建設を行う。残る旧団地はその後に解体する。

 工事発注は、解体工事と建設工事をそれぞれ発注予定。実施設計業務は鰍lACアーキテクツ(神埼市)が担当する。

 建て替え後の新団地は、建築面積約950平方b、延床面積は約2700平方bで鉄筋コンクリート造の一部四階建て。敷地内には駐車場・外構・集会場・公園・浄化槽・ガス庫などを配置し、戸数は建て替え前と同じく45戸となる。
 
 建設工事の本契約に関しては、事業費が高額になることから、議会の承認が必要となる。市は6月定例市議会で承認を得るため、それまでに事業者を決定したい考えだ。

 事業費に関しては、基本設計段階での概算事業費は約14億円。だが資材高騰の影響もあり、これより高額になる可能性もあると市の担当者は話している。
ksrogo