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　9月の大雨で被災した福島県管理公共土木施設の復旧が本格化する。県管理施設は、10月末から11月第3週まで3回にわたって行われた災害査定で、計103カ所、復旧額26億2003万7000円が決定し、復旧工事の発注準備を進めており、今後、各事務所から順次、工事が発注される。
　県管理施設分は、令和5年災の第2次査定（10月30日〜11月2日）から4次（11月13〜17日）までで完了。�@河川68カ所（相双27、いわき41カ所）、復旧額21億3484万5000円�A砂防12カ所（相双1、いわき11カ所）、2億2764万9000円�B道路23カ所（相双12、いわき11カ所）、2億5754万3000円が決定している。
　市町村分は相双管内で決定した道路2カ所（復旧額1760万5000円）のほか、2段階で査定を行う「早期確認型査定」が県内で初めて適用されたいわき市の施設で、前査定により河川28カ所、道路15カ所の被害を確認しており、今後、復旧額を決定するための後査定を行うため、日程を調整している。