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建通新聞社(神奈川)
2023/12/11

【神奈川】南関東防衛 武山駐屯地教育施設設計発注へ

 防衛省南関東防衛局は、陸上自衛隊武山駐屯地の教育施設の再整備に向けた設計を公募型プロポーザル方式で2024年1月19日に公告する見込みだ。履行期間は12カ月、業務の規模は10億円以上。教場や隊舎、隊庁舎の新設、仮設プレハブや解体工事などの基本検討と設計を行う。単体企業またはJVを参加の対象としている。1月30日まで確認申請書を受け付け、3月19日に開札する予定だ。
 対象施設は▽教場(鉄筋コンクリート造4階建て延べ約8700平方b)、▽隊庁舎A(鉄筋コンクリート造5階建て延べ約8400平方b)▽隊舎A・隊舎B・隊舎C(いずれも鉄筋コンクリート造7階建て延べ約9800平方b)▽浴場(鉄筋コンクリート造平屋約130平方b)▽隊庁舎B(鉄筋コンクリート造9階建て延べ約2万6800平方b)▽隊庁舎C(鉄筋コンクリート造6階建て延べ約1万8700平方b)▽食厨・浴場(鉄骨造平屋約3900平方b)▽特高受電所(鉄筋コンクリート造平屋約250平方b)▽仮設プレハブ(鉄骨造2階建て延べ約2100平方b・鉄骨造2階建て延べ約1800平方b)―となっている。
 隊舎(鉄筋コンクリート造4階建て延べ約7700平方b)の改修と受電所(鉄筋コンクリート造平屋約30平方b)の増設に向けた設計も行う。この他、付帯建物、解体工事、ユーティリティー切り回し、共同溝整備の設計も対象とする。
 防衛省は自衛隊施設の更新や集約・再編を基地単位で行う最適化事業に向けたマスタープランの取りまとめを進めており、武山駐屯地は優先的にプランを作成する地区に定められている。

提供:建通新聞社