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建通新聞社(神奈川)
2023/12/01

【神奈川】横浜市 12月補正、東部斎場で30億増額

 横浜市は、2023年度一般会計の12月補正予算案を公表した。当初予算で180億円(2024〜26年度)の債務負担行為を設定した(仮称)東部方面斎場整備工事に掛かる工事費について、30億円増額し210億円に変更する。債務負担行為を設定する期間に変更はない。また、24年度に実施予定の公共工事を前倒しで発注するため、公園整備事業など7事業には27億円を充て、併せて繰越明許費を設定する。
 東部方面斎場の債務負担行為の変更は、8月22日に公告したWTO対象案件の建築工事が、予定価格を大幅に超過して不調となったことを受けて、予定価格を見直したことによる。再公告の時期は明らかにしていない。
 公園整備事業など7事業に27億円を充てる。内訳は、▽公園整備事業費(5億円)▽工場補修費(1億円)▽公共建築物長寿命化対策事業(5億円)▽道路修繕事業(10億円)▽校地整備事業(1億2000万円)▽市立学校空調設備整備事業(9000万円)▽シャッター改修事業(3億9000万円)―となっている。本年度中に発注、工事着手できるようにし、施工時期の平準化を図る。
 この他、老朽化した大さん橋のボーディングブリッジの整備事業費に6億円を、小・中学校の不足教室対策や少人数学級の整備に7億6500万円を確保する。

提供:建通新聞社