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　黒石市は、本庁舎の建て替えに向け、基本・実施設計業務を７１６４万円で梓設計に委託した。
　同市では、市ノ町などの中心市街地エリアが商店街の衰退や地域資源の活用不足などにより停滞状態となっていることから、再活性化を図るため、２０２１年度にエリア内施設のリノベーション（約１万４６００平方�b）を計画し、プランの策定業務を梓設計・都市環境研究所・蟻塚学建築設計事務所ＪＶに委託した。初弾施設として、エリア中心部の旧大黒デパート解体跡地に、一部市役所機能を備えた市民サービス施設（仮称）の建設を進めている。
　本年度からエリア内にある現庁舎について、相互の関連性を考慮しながら整備を進めることから、同社への設計委託を決定した。
　同エリア内にある現庁舎（ＲＣ造地下１階地上４階建て、延べ５２６３・98平方�b）は、１９６９年に建設。築後50年以上が経過し老朽化が著しいことや耐震性が無いことなどから建て替えを立案した。
　建設地は現庁舎の敷地内南東側とし、規模など具体的な内容は設計の中で詰めていくとしている。履行期限は２０２５年３月21日まで。
　今後、設計の完了を待って、25年度の着工を目指す。

　提供：建設新聞社