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建通新聞社(中部)
2023/12/22

【愛知】中電不動産 iiNEマルシェを24年4月オープン

 中電不動産(名古屋市中区栄2ノ2ノ5)は、名古屋市瑞穂区の旧中部電力社宅跡地で進めていた開発について、多世代共生の街「iiNEタウン瑞穂」とすることを発表した。その初弾として、商業と医療・介護・子育て支援の複合施設「iiNEマルシェ」を2024年4月にオープンする。
 iiNEタウン瑞穂は、旧中部電力社宅跡地(名古屋市瑞穂区大喜新町3ノ5ノ1他)を開発する瑞穂プロジェクト(仮称)として開発が進められてきた計画。約2万平方bの敷地に、多世代共生マンションと商業施設、医療・子育てなどの各種支援施設、広場などを整備し、「地域の暮らしを支え、ゆたかにする多世代共生のまちづくり」を進める。
 iiNEマルシェは、北棟(鉄骨造地下1階地上2階建て延べ1639平方b)、南棟(同造2階建て延べ3647平方b)、東棟(同造平屋645平方b)の3棟で構成。北棟には薬局やクリニックなどが、南棟には商業施設が、東棟には飲食と介護施設が入る。駐車場は150台、駐輪場は103分を確保。多目的広場「iiNEパーク」には、太陽光発電や防犯カメラ、防災備蓄倉庫、井水利用設備など、防災設備も配置している。
 今後は、第2弾として25年6月に分譲マンション「グランクレアいいねタウン瑞穂」の完成を予定。同マンションは、ともに鉄筋コンクリート造10建ての「ブライト棟」と「プライム棟」の2棟で構成し、総延べ1万3969平方b、総戸数135戸を整備する。
 各施設の設計は、フジタ一級建築士事務所(東京都渋谷区)が、施工はフジタ名古屋支店(名古屋市中区)が担当している。


提供:建通新聞社