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　小川町は、道の駅「おがわまち」の再整備と合わせて検討している新たな広場・遊歩道等の導入に向けた工事費を２０２４年度予算に要求する。道の駅南側、槻川が近い臨時駐車場約５０００�uを改良する。24年度早期に工事を発注し、道の駅本体のリニューアル開業（24年12月予定）までの完工を目指す。
　臨時駐車場は町有地。子どもたちが遊べる公園機能の導入を目指すほか、現地からも近い仙元山への眺望、景観などを意識したつくりに取り組む。駐車場機能も一部残す。
　広場整備に向け本年度委託した、おがわまち周辺整備測量・設計業務は武州測量（東松山市、?０４９３−23−６８０２）が担当している。
　町は広場整備に合わせ、公民連携の川づくりを対象とする県の支援制度「水辺deベンチャーチャレンジ」にも登録した。槻川の水辺空間と親しむ具体的な工夫について関係者協議会の検討が進み、年度内には案を取りまとめる予定だ。登録当初は、バーベキュー場などとしての利用開放を想定した。
　ベンチャーチャレンジ関係の事業着手は、県の河川改修の進捗を踏まえる必要があり、24年度は町だけで行える広場整備を先行させる。
　臨時駐車場の転用に伴い不足する駐車スペースは、常設駐車場の隣地を取得・造成して補う。用地取得費は９月補正予算から措置済みであり、契約締結に向け地権者と交渉を進めている。