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建設新聞社
2024/01/09

【東北・青森】弘前大学がデータヘルス社会実装研究C新営を公告

 弘前大学は、「弘前大学(本町)データヘルス社会実装研究センター(仮称)新営その他工事」に向けて、施工体制確認型総合評価落札方式・標準型の建築、電気設備、機械設備の3件を公告した。建築はWTO対象。申請書および資料の提出は26日12時まで、開札は2月19日10時から行う。
 参加資格は、建築が単体企業またはJV(建築一式工事業につき許可を有しての営業年数が5年以上、構成員数は2または3社)で、文部科学省の建築一式工事の認定を受け、算定した点数が900点(JV構成員は800点)以上。
 単体企業およびJVの代表者は2008年度以降に、元請けとして完成・引渡しが完了したS、SRCまたはRC造、2階建て以上、延床面積1410平方b以上の病院、教育・研究施設、公共施設の新営を行った建築一式工事の施工実績。JV構成員はS、SRCまたはRC造、1階建て以上、延床面積700平方b以上の病院、教育・研究施設、公共施設の新営を行った建築一式工事の施工実績を有することなど。
 電気設備と機械設備は、それぞれ電気工事、管工事に係るAまたはB等級の認定を受け、08年度以降に、元請けとして完成・引渡しが完了したS、SRCまたはRC造で、延べ面積1410平方b以上の公共施設、教育・研究施設、病院の新営を行った電気工事、管工事の施工実績を有し、東北地域に本店、支店または営業所が所在することなど。
 弘前大学は、産学官金民連携による「健康科学・well―being研究」を推進する活動拠点として、データヘルス社会実装研究センター(仮称)の整備を立案。スマート健診開発やデータ駆動型の社会変革研究により、研究成果の社会実装を加速するための場として利用する。
 建設地は、青森県弘前市在府町5地内にある医学部棟北側の駐車場。ここにS造4階建て、延べ2827平方b(医学部棟とつなぐ渡り廊下90平方bを含む)の同センターを建設。1階には、スマート健診開発スペースなど、2階に健康・医療データサイエンス研究センターなど、3〜4階にオープンラボなどを配置するとしている。いずれも工期は24年3月29日までだが、承認を得て延長予定。
 なお、建築の設計は教育施設研究所、電気・機械設備設計はオヤマツ設計事務所(新潟市)が担当した。

 提供:建設新聞社