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日刊建設タイムズ社
2024/01/11

【千葉】予定事業費は11億円/DBで公民館棟改修プロポ/いすみ市 大原文化センター

 いすみ市は10日、デザインビルド(設計・施工一括)方式による大原文化センターの公民館棟など改修・図書館整備事業について公募型プロポーザルを公告した。事業期間は、契約締結の翌日から2026年3月25日まで。予定事業費は10億8000万円(税抜き)。最低制限価格は、予定事業費の90%。事業者は、地質調査、周辺家屋調査を行い、公民館棟とホール棟のエントランスなど一部の改修、バス車庫ほか解体撤去、倉庫棟ほか改築(電気設備を含む)、外構整備の設計をまとめ、工事と工事監理を実施する。公民館棟の改修内容は、建物外部の全面改修、内部各階の必要諸室への改修など。必要諸室への改修では、1階約1400uを公民館スペース、2階約800uを図書館スペースとする。
 バス車庫、駐輪場、倉庫などについては撤去し、適切な位置に屋根付き駐輪場20台約25uと倉庫約100uを再整備する。そのほか、駐車場15台の整備や歩行空間の確保などを行う。
 公民館棟に整備する必要諸室は、1階公民館スペースが事務室、大会議室、研修室、多目的室、和室、調理実習室、美術工芸室、給湯室、授乳室、男性・女性トイレおよびバリアフリートイレ、2階図書館スペースが事務室、受付コーナー、ラウンジ、新聞・雑誌コーナー、学習室、開架図書(児童コーナー、青少年コーナー、成人コーナー)、授乳室、男性・女性トイレおよびバリアフリートイレ。
 大原文化センターは、大原7838の敷地面積約1万3135uに所在。
 建物は、公民館棟、ホール棟、機械室棟で構成され、RC造2階建て、延べ床面積約4309u、1991年7月の建築。そのほか、S造平屋建て、床面積約61uのバス車庫、S造平屋建て、床面積約19uの駐輪場、S造平屋建て、床面積約98uの倉庫がある。
 プロポーザルの参加資格は、県内または東京都、埼玉県、神奈川県のいずれかに本店または支店などを有する単体企業または、設計・工事監理者と施工者の2者で構成する共同企業体。
 設計・工事監理者は、市の入札参加資格者名簿の「測量コンサルタント・建築設計」に登録され、過去10年間に国または地方公共団体が発注したS造、RC造もしくはSRC造かつ延べ床面積1100u以上の建築物における新築、増築、改築、大規模改修工事、耐震改修工事のいずれかの設計実績と工事監理実績を有する一級建築士事務所。
 施工者は、市の入札参加資格者名簿の「工事・建築一式工事」に登録され、過去10年間に国または地方公共団体が発注したS造、RC造もしくはSRC造かつ延べ床面積1100u以上の建築物における新築、増築、改築、大規模改修工事、耐震改修工事のいずれかの施工実績を有すること。また、総合評定値について、単体企業に1600点以上、施工業務を担当する共同企業体の構成企業には1100点以上を求めている。
 今後は、10〜19日に実施する現地調査の参加申し込みを、17日まで受け付ける。また、関係図書などの貸与の申し込みを17日に締め切る。23日まで募集要項などに関する質問書の提出を受け付け、30日に回答。2月6日と7日に1次審査書類の提出を求め、15日に審査結果を通知。4月8日と9日に技術提案書など2次審査書類の提出を受け付け、同月下旬のヒアリングなどを経て、5月中旬に最優秀提案者を決定する。同月下旬に仮契約を結び、6月中旬の本契約締結を予定している。k_times_comをフォローしましょう
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