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北陸工業新聞社
2024/01/11

【新潟】廣瀬グループ/宅地開発軸に検討進む/県立盲学校(中央区)の跡地活用

 廣瀬(新潟市西区善久823番地 廣瀬徳男代表取締役)とエヌ・アール・ケー総合企画(長岡市与板町与板119番地 高橋徹代表取締役)は、旧県立新潟盲学校(新潟市中央区山二ツ3丁目1117番)跡地の利活用について、宅地開発を軸に検討している。
 開発予定地は県から県有地売却に係る入札で落札。実測面積が2万7034・99平方メートル、地目は学校用地(校舎、体育館など複数の附属建物延べ7813・50平方メートルが立地)。都市計画区域は市街化区域、用途が第二種中高層住居専用地域となっている。今後、解体工事および開発工事に着手する見通しとなっており、2025年ごろの工事完了を見込んでいる。
 廣瀬の担当者は「グループ構成員のエヌ・アール・ケー総合企画と協力して宅地開発を進めていきたい」と話す。指定建ぺい率は60%、容積率は200%。場所は東区役所石山出張所から約500メートル、市立桜が丘小学校から約700メートル、市立山潟中学校から約800メートルに位置し、周辺にはドラッグストアやスーパーマーケット「イオン山二ツ店」などが立ち並んでいる。
 なお、廣瀬と沼垂不動産は、国道113号線沿い、東区河渡新町(通称・空港通り)地内の旧国有地で開発した「ゲートヒルズ河渡新町」は大型商業施設がオープンし、宅地開発が進められている。

hokuriku