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北海道建設新聞社
2024/01/15

【北海道】札幌ドームが命名権協賛企業を募集/年2.5億円以上で2−4年間

 札幌市の第三セクター「札幌ドーム」は、豊平区内にある札幌ドームのネーミングライツ協賛企業を募集している。希望条件は年額税抜き2億5000万円以上で2−4年間。申込書類を2月29日午後5時まで、持参か郵送(必着)で受け付ける。3月にも決定し、4月ごろの使用開始を目指す。
 同社は羊ケ丘1にあるドームの管理運営を担う。命名権を販売して新たな収入の確保を図る。
 愛称には「ドーム」の語句を含み、施設の設置目的をイメージできて親しみやすいことを希望事項として挙げている。消費者金融やたばこといった一部業種を除く法人が応募できる。
 同社としての募集は初めて。2010年度に市が年額5億円以上、5年間の希望条件でネーミングライツ協賛企業を2回募ったものの、契約に至らなかった。北海道日本ハムファイターズの本拠地移転などで露出頻度が減ったことを踏まえ、条件を見直した。
 市は22年度、定員1万5000−2万人のコンサートが開催できる「新モード」を約10億円かけて整備したが、市や札幌ドームが主催したイベント2件以外に利用はない。23年度に1件の民間利用を当面の目標に据えている。
 提出・問い合わせは札幌ドーム営業部営業一課、電話011(850)1000まで。