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西日本建設新聞社
2024/01/16

【熊本】菊陽町にアーバンスポーツ施設 基本設計プロポを公告

 菊陽町は、スケートボードやBMXなどのアーバンスポーツが楽しめる九州最大規模の専用施設を原水地区に整備する計画だ。開業予定は2026年4月。施設の検討を始めるため、このほど基本設計の公募型プロポーザルを公告して設計者の選定手続きに入った。
 アーバンスポーツは、21年の東京五輪で正式種目に採用され、日本人選手が活躍したこともあり、若者を中心に人気を集めている。町はTSMC等の進出で人口増加が見込まれる中、スポーツ施設を核にした住環境・レクリエーション機能の向上を図って新たな観光・賑わい拠点を目指す。
 計画によると、菊陽杉並木公園を約6f拡張し、敷地内(総合体育館北側)に広さ約2fのスケボー等の専用施設をつくる。あわせて、一帯に野球場などの町民グラウンド(約2・6f)、管理事務所(建築面積400平方b程度)、共用駐車場(約1・2f)、既存スポーツ広場のナイター照明設備なども設ける。
 6月までに基本設計を終え、24年度中に実施設計に着手し、25年度の着工を予定。全体事業費は約25億円を見込んでいる。
 プロポでは各施設の整備提案を求め、特にアーバンスポーツ施設は全国的に整備事例が少ないことから、豊かな経験と確かな技術力、高度な発想力や想像力などを有する設計者を選定する。1月30日を期限に参加意向申出書、2月9日までに企画提案書を受け付けた後、書類審査、本審査(プレゼンテーション)を経て2月下旬に業務委託契約を予定している。

提供:西日本建設新聞社
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