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建通新聞社四国
2024/01/19

【高知】幡多中央消防組合 四万十消防署設計を艸 

 幡多中央消防組合は、四万十消防署の移転に向け基本設計の公募型プロポーザル手続きを進めており、2次審査の結果、艸建築工房(高知市)を契約候補者に特定した。点数は646・3点だった。第2順位に541・8点、第3順位に514・9点と続いた。
 施設の規模は、消防庁舎が延べ2900平方b程度、訓練塔が延べ260平方b程度。付帯施設として駐輪場、ヘリポート、自家用給油所、屋外訓練場なども整備する。8月まで基本設計、9月〜2025年3月まで実施設計を行う。高規格道路事業との調整を行いながら、27年4月〜28年10月の期間に建築工事を予定。庁舎、訓練塔の他、屋外付帯施設・外構整備も行う。予定工事費は19億7890万円(税込み)。
 建設地は四万十市右山明治307ノ1他の敷地面積1万1915平方b。土佐くろしお鉄道軌道と隣接する敷地西側が市有地、国道56号や後川堤防の管理道と接道する東側が国有地となっている。洪水や津波浸水対策のため、現地盤面から後川堤防高までの嵩上げなどを計画している。
 プロポーザルの2次審査には艸建築工房の他に、ASA設計事務所、鳥設計事務所・若竹まちづくり研究所設計共同企業体が参加した。

提供:建通新聞社