全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

県中之条土木事務所は道路改良を進めている国道１４４号大前工区で、路体盛土工と路盤工および排水路工を計画しており、近く条件付き一般競争入札で公告する。工期はフレックス工期を採用し11カ月を想定。設計はエイト日本技術開発（岡山県岡山市）がまとめた。また、同工区においては舗装や村道との付け替え整備なども予定しており、年度内の発注を見通している。
道路改良を進めている国道１４４号大前工区は、嬬恋村役場（嬬恋村大前１１０）前から南西方向に延長２３０ｍを直線に線形改良するもの。カーブが連続し、見通しが悪いために安全性の確保を図る。既存の全幅６・５ｍから車道幅員７・５ｍ、片側に２・５ｍの歩道を整備し、全幅10ｍへ拡幅する。事業は２０２５年度内の完了を目指している。
今回発注の工事では、延長１６６・２ｍ区間の斜面に対して８６９２立方ｍの盛土工を実施、道路部を形成したうえで路盤工を行う。舗装の構成は下層路盤35�p、上層路盤15�p、基層路盤５�pとなっている。加えて、道路脇へ側溝の布設を予定。延長１０５・２ｍで幅３００�o×高さ５００�oのＧＢＸ−Ｕ字溝を布設する。
このほか、同工区においては表層の舗装や村道との付け替え工事、路肩および排水路の整備を行う予定で、早ければ年度内の発注を見込んでいる。
なお、23年度は渡辺建設（嬬恋村）が盛土工などを３月末までの工期で担当している。