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建設経済新聞社
2024/01/25

【京都】国道24号城陽井手木津川バイパス 才田川橋、南谷川橋など予定

 近畿地方整備局京都国道事務所は、国道24号城陽井手木津川バイパス事業において、城陽市域と井手町域に5つの橋梁の新設を計画。青谷川橋の橋梁下部工事を進めている。
 城陽市域に1橋、井手町域に4橋を新設する計画。
 城陽市域の青谷川、市道435号線を跨ぐ青谷川橋はL135m。城陽市市辺地先の青谷川橋下部工事は山川が担当。
 井手町域の南谷川、井手町道12号線を跨ぐ南谷川橋はL60m、蛇谷川を跨ぐ蛇谷川橋はL42m、北才田川を跨ぐ北才田川橋はL80m、才田川を跨ぐ才田川橋はL50m。
 井手町井手二本松地先の才田川橋A2下部工事は2月14日に開札、城陽市市辺地先の青谷川橋A2橋台他工事は2月29日に開札する。
      ◇      
 城陽井手木津川バイパスは、新名神高速道路と学研都市を結ぶ新たな南北軸の道路。新名神の(仮称)城陽スマートインターチェンジ(城陽SIC)付近から、井手町域を経由し、木津川市の学研木津中央地区(城山台)付近を結ぶ。起点は城陽市富野長谷山で、井手町井手下赤田などを経由し、終点は木津川市山城町上狛森ノ前(木津川橋付近)。
 総延長は1万1150m(約11・12q)で、土工延長は約10・6q、橋梁延長は約0・6q。道路規格は第3種2級、車線数は2車線、設計速度は60q/h、計画交通量は1万5000台/日。
 都市計画決定は平成31年2月。用地着手は令和2年度、工事着手は令和4年度。
 全体事業費は約300億円(@工事費198億1200万円A用地及び補償費59億0900万円B間接経費42億7900万円)。
 令和5年9月に実施した近畿地整の事業評価監視委員会による再評価時の内容によると、事業進捗率は事業費ベースで約5%(令和5年3月末現在)。
 残事業費の主な内容は、@工事費196億6200万円(▽改良費158億6100万円(土工81億7000万円、地盤改良工11億3500万円、法面工13億7700万円、擁壁工14億8900万円、函渠工8億6300万円、排水工28億2700万円)▽橋梁費26億5500万円▽舗装費11億4600万円(車道舗装9億8700万円(8万8129u)、歩道舗装1億5800万円(4万9613u))、A用地及び補償費54億3200万円(▽用地費36億4000万円(32万6987u)で、内訳は宅地1億5600万円(4653u)、田畑32億6700万円(10万5547u)、山林・原野2億1700万円(21万6786u)▽補償費17億9200万円)、B間接経費34億6800万円(地質調査、測量、設計にかかる費用及び予備費)で合計285億6200万円。