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建通新聞社(神奈川)
2024/01/25

【神奈川】花博 展示参加者を3月中旬に募集 

 2027年国際園芸博覧会協会は、国際園芸博覧会(花博)の「花・緑出展」の出展者の募集を3月中旬に開始する方針を示した。また、協会の定めるコンセプトに沿った施設を設ける「Village出展」は5月に募集を開始。いずれも早ければ24年に出展者と契約を締結し、25年に敷地や区画を引き渡す予定だ。
 花博は、27年3月19日〜9月26日に旧上瀬谷通信施設地区の約100fで開かれる横浜初の万博。正式略称は「GREEN×EXPO2027」。
 花・緑出展には、企業や団体、個人が参加可能で、庭園や花き園芸植物などを展示する。
 出展型式は屋外と屋内の2種類。いずれも出展料は無料で、敷地面積の5%以内のスペースを活用し、PR・催事活動を行える。
 屋外は全期間(192日)の参加に限る。区画の面積は1区画25平方bを基準に複数区画の使用も可(建ぺい率は20%以内)。
 屋内は全期間に加え、9日間程度の短期間の参加枠も設ける。区画の面積は1区画当たり20平方b(4b×5b)を基準に複数区画を使用できる。
 一方のVillage出展は、▽Urban GX▽Farm&Food▽Kids▽Craft▽SATOYAMA―の五つのコンセプトに沿った体験を提供する展示施設を整備する。企業と団体が参加可能。
 全期間出展のみ受け付け、出展料は1平方b当たり2万円を想定。企業PRと延べ床面積の20%以内のスペースで飲食・物販営業を行える。出展区画は1000〜3000平方b(建ぺい率は50%以内)。
 出展タイプは、出展者が自ら展示施設と屋外空間を整備する「敷地渡し型」と、花博協会が展示施設の設計・施工を代行し、出展者は内装や展示を整備する「建物渡し型(GX House設計施工代行サービス)」の二つを設ける。

提供:建通新聞社