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建通新聞社(中部)
2024/01/26

【三重】桑名市 総合運動公園プール57億で契約へ

 桑名市は、公募型プロポーザル方式で事業者を選定した「総合運動公園プール整備・運営事業」について、57億5221万4000円(税抜)で伊藤忠商事グループと契約を結ぶ見通し。市議会3月定例会に関連事業費を計上した補正予算案を提出し、3月末までの契約を目指す。
 プロポーザル審査講評で提案価格を明らかにした。価格については、事業方式がまだ確定していないことから「固定資産相当額を減額した後の提案価格」としている。グループの代表企業は伊藤忠商事、構成員は梓設計、矢作建設工業、アクアティック、日本管財、NTT・TCリース。
 屋内温水プールは、25b×8コースのメインプール、25b×3コース以上のサブプール、観覧席、多目的ルームなどで構成。公民連携手法で小中学校の水泳授業と市民の利用が両立できるプールを目指す。完成は2026年度内の予定。26年4月に多度学園(小中一貫校)の開校が見込まれることから、初年度の水泳授業の受け入れが可能な提案を求めた。建設場所は総合運動公園約28fの敷地内。所在地は芳ケ崎1859ノ4。
 事業者選定アドバイザリー業務は百五総合研究所(津市)、公民連携導入可能性調査はパシフィックコンサルタンツ三重事務所(津市)が担当。

提供:建通新聞社